自分の家をゴミ屋敷にしないための対策

ゴミ屋敷は汚部屋から始まり年月をかけて出来上がる

家中が物であふれかえり、屋外まではみ出しているゴミ屋敷が、行政代執行で片付けられているニュースが度々報道されるようになりました。
ゴミ屋敷は、物が簡単に手に入るようになった現代社会においてその数が増えています。

一軒家がゴミ屋敷になってしまうまでには、長い年月が経っています。
ゴミ屋敷は、最初は家の中の1つの部屋から始まります。
「汚部屋」と呼ばれますが、この汚部屋からあふれた物が隣の部屋、さらには二階へというようにどんどん膨れ上がってゴミ屋敷が出来上がります。

日常生活でちょっとした片付けや整理整頓ができないことが長年積み重なってゴミ屋敷を作ってしまうのです。

ゴミ屋敷を作らないためには、日頃からちょっと面倒なことでも我慢して片付けるというような対策を習慣づけることで防ぐことができます。

ゴミ屋敷を作ってしまう人のタイプとは

日常生活でこのような兆候があれば、将来ゴミ屋敷を作ってしまうリスクがあります。

  • 空き缶やペットボトルの空が散乱している
  • ゴミがそのまま床に放置されている
  • 灰皿が吸い殻やゴミで山積みになっている
  • 開封して飲まずに放置された飲み物がある
  • 来ていた服を脱ぎっぱなしで床に放置している
  • 洗濯ものや持ち物など、あらゆる物を床や使った場所の近くにそのまま放置している

当てはまるものが多ければ、部屋が汚部屋に、そしてゴミ屋敷になるリスクがあります。

ゴミ屋敷になる前の汚部屋防止対策

ゴミ屋敷になってしまうと、自分1人で片付けをすることは不可能です。
ただし、その前の段階の汚部屋なら、自分だけでも何とか片付けることはできます。

汚部屋やゴミ屋敷を作る人にありがちな行動は、すでに家にある物なのに、また新しいものをすぐに買ってしまうことです。
部屋や家の中のどこに物があるかがわからず、探すのが面倒と感じて、それよりも店に行けば使いたいものが売っているので買えばすぐに手に入るという思考です。

日常生活で気を付けることは、何でもかんでも置きっぱなしにしないことです。
脱いだ服や入浴で使ったバスタオルを椅子やベッドに放置せず、洗濯機に入れる、ハンガーにかけるなどして片付けます。

洗濯物が乾いたら、「明日着るから」と放置せず、一旦はクローゼットや引き出しの中に必ず入れます。
衣類に限らず、使ったものはキレイにしてから、元々あった場所に戻す、1つ1つの物を片付ける場所をきちんと決めておくことがコツです。
こうすることで、「どこにあるかわからず新しいものを買ってしまう」ことを防げます。

このように日常生活で使ったものを、しまってあった場所に片付けることが汚部屋、ひいてはゴミ屋敷化を防ぐ対策の第一歩です。

汚部屋かたづけ手順と自分では手に負えない場合の対策

汚部屋は、ひと部屋だけなら1日かけて作業をすれば、なんとか元通りにすることはできます。

片付けは、まずゴミは分別できるようにそれぞれ袋を用意し、マスクや掃除道具を用意します。

最初に片付けるものは、「燃えるゴミ」です。
次に段ボール箱に物を仕分けします。
この時はまだ捨てるものと捨てないものを分ける必要はありません。
本、衣類、カバン、CD類というように分けていきます。

分別が終われば、一つ一つの箱の中身を点検し不必要なものをゴミとして捨てます。
リサイクル品があれば、業者に依頼して処分します。
作業が終われば、部屋の掃除をして必要なものを陳列します。

このような手順を参考にして部屋の片づけに取り組んでください。

汚部屋がいくつもできてゴミ屋敷となってしまったら、自分の手には負えません。
こんな時は、専門業者に依頼し片付けてもらいます。
専門業者は、法律に基づき大型電気製品を処分してくれますし、ゴミも可燃、不燃、リサイクル品、ビン・缶など適切に分別していきます。
必要に応じて貴金属や電化製品の買取にも応じています。
料金はかかりますが、自分の手間をかけずにスピーディーにゴミ屋敷を清掃してくれます。
自分で対策が取れない時は、私どものような専門業者に依頼していただくことをおすすめします。

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