「足の踏み場が決まってる」汚部屋で暮らす大学生

こんにちは、こころテラスです。このコラムでは全国の方からいただいたゴミ屋敷清掃の体験談をご紹介しています。(弊社にご依頼いただいた案件ではありません)
汚部屋になる原因は「片づけない」から。弟さんから正論すぎる指摘を受けたにもかかわらず、片づけ方がわからなかったという女性の話です。

私は現在22歳の大学生です。いわゆるお嬢様校に通っていてすでに就職先も決まり、単位も取得していたので、ほとんど大学には行かず、アパレル系のお店でアルバイトばかりしています。

今の家は昨年春、弟がこちらの大学に進学するのを機に、一人暮らしをしていたアパートから引っ越しました。2DKのアパートで、弟の部屋と私の部屋は別々に分けていました。

寝るために帰る部屋が汚部屋状態

ここ数か月はアルバイトしたりクラブに行ったり、とにかく遊ぶのが楽しくて寝るためだけに家に帰るような生活をしていました。自分でも本当に不思議だったのですが、寝るためだけに家に帰るのに、なぜか私の部屋はどんどん汚れていくのです。床には服や本が散乱し、買ってきた雑貨や化粧品が投げ出されていました。そんな私の部屋とは対照的に、弟の部屋は整然としてきれいです。物が散らかっていないわけではないけど、少なくとも人を呼べるくらいにはきれいになっています。私の部屋はとても人を呼べるような状態ではありませんでした。

「足の踏み場がない」のではなく「足の踏み場が決まっている」

弟からは「片づけないから汚いんだよ。出したら床に置きっぱなしだから散らかるの」と叱られてしまいました。でも散らかった部屋を見ると、どうしても部屋にいるのが嫌で外出が増えていきます。そしてどんどん片付けがおろそかになり、部屋は汚くなるという悪循環に陥るのです。よく、散らかっている部屋のことを「足の踏み場がない」と表現することがありますが、あれは大げさな言い方だなと思います。私の場合、右足と左足の置く場所が決まっているような状態で、ベッドに行くにも大きく脚を開いて左右で足を置く順番を間違えないようにしていました。たとえ足の踏み場がないくらい散らかっていても、足の踏み場を確保するために物をどけていましたから、「足の踏み場が決まっている」という表現が正しいのではないかと思います。

引っ越しするまで汚部屋住まいに

私は就職先として地元の企業に内定したため、まもなく実家に戻ります。今、自分の汚部屋を片づけている最中で、ゴミの量が多すぎてうんざりしています。もうこんな部屋は嫌なので、実家の自分の部屋はきれいにしたいと思います。

「足の踏み場が決まっている」、実際に経験した人だからこそわかるのかもしれません。物を出して片づけない状態が続くとあっという間に汚部屋になってしまうようですね。片付けはこまめに定期的に行い、きれいな部屋を維持したいものです。

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