中国地方のゴミ屋敷清掃 特殊清掃｜こころテラス

今回は岡山県倉敷市で特殊清掃を行って参りました。 男性の依頼者様より「父が孤独死をしてしまい、その清掃と消毒をお願いしたい」と深夜11時頃に連絡を頂きました。状況をお尋ねした所「警察の見立てで死後約1週間程度、腐敗臭はするが外までは漏れていないと思う。賃貸なので退去できる様にして欲しい」との事。 明朝現場を訪れ状況を確認させて頂いた所、比較的早く発見され時期も冬という事で腐敗臭はしましたが、伺った通り扉の外まで出るほどの異臭ではありませんでした。ただ畳にはくっきりと体液と腐敗臭が付着しています。

ご依頼の内容は、現状復帰（汚染箇所の清掃と消臭・除菌）です。 消毒後、畳を取り除き床下への体液の流出具合を調べます。今回は時期的な事と畳に厚さがあった為か床板までは漏れだしておらず、床板の交換は行わない施工となりました。但し床下や部屋全体に腐敗臭の染み込みが有る為、主にアルカリ系の消臭剤とオゾン燻蒸を数日繰り返しました。

  この度は発見も早く退去までの日数が１ヶ月以上の期間もあり、施工終了後2週間経過した時点で再度ご依頼主に確認して頂いたところ、臭いの再発もなく無事にお引渡しする事が出来ました。故人の発見やお客様からのご依頼が遅れた場合、また季節によっては、床板の解体などの現状回復工事（リフォーム）も併せて必要となり更にご負担が大きくなることが予測される案件でした。 ご依頼主も費用を含め一番心配されていた臭いの問題が解決した事で、大変安心されておりました。