中国地方のゴミ屋敷清掃 特殊清掃｜こころテラス
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今回の案件は5ＬＤＫの一軒家で死後約１ヶ月経過後リビングで発見されました。また更に発見後、１ヶ月が経過したのちに依頼があったケースです。
今回特殊清掃の作業を困難にさせた要因として、孤独死当時に猫が10匹程度飼われており、居室全体に排泄物（糞・尿）が散乱していた事です。入室した際には腐敗臭よりも、その排泄物による獣臭が強烈に鼻につきました。
ご依頼主からは、消毒と近隣住民に対し異臭等で迷惑をかけないようにしたいとの希望がありました。また親族が全て相続を放棄する予定であることからリフォーム等の修繕は行わず捨てる物はゴミと思われるもののみに限定し、臭いの元となる清掃を実施しました。
室内の消毒後に排泄物除去と清掃
２階は読書が好きなようで書籍と一緒に、ペットの排泄物が散乱し、その中から猫の死骸も発見されました。
1階リビングは更に生活ゴミも散乱していました。その中に何か動くものが、一瞬背筋が凍ったが、よく見ると飼い猫であったであろう猫がこちらを警戒しながら逃げ出し２階に駆け上がって行きました。約２か月の間どうやって生き延びていたのでしょうか？
猫を飼われていた場合は排泄物が床に落ちているゴミはもちろん自ら上る事の出来るありとあらゆる場所へ付着しているため除去するのが非常に大変な作業となります。
冷蔵庫の中身も残っており、異臭が発生していた為、丁寧に清掃を行いました。
玄関に入ると10ｃｍ以上になるほどの排泄物が堆積しており、我々の侵入を妨げました。排泄物の除去をしていると、下駄箱のしたからも猫の死骸が出てきました。
一通りの清掃が終わった後、オゾン脱臭除菌施工。
臭気が強烈な場合、オゾンと反応し霧のかかった状態となります。
消毒剤・消臭剤散布、それぞれにあった数種類の薬剤を使い、繰り返し施工します。
発見された貴重品。各部屋からお金も含め金券や通帳等が出てきました。
今回のケースはご依頼主の諸事情で、リフォームを前提としない特殊清掃となり、フローリング等の木材や床下の異臭除去及び残置物撤去が完全ではない為、異臭は約半減程度でご納得の上引き渡し終了しました。
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